都市基盤整備事業推進大会
平成23年度 都市基盤整備事業推進大会
主催者代表挨拶(要旨)
平成22年11月10日(木)13:20~
砂防会館
石原慎太郎 東京都知事
今度の大災害において、被災した人と助ける人との人間関係の中で日本民族の魅力が鮮明になったと思いますが、それを担保し支えていくのがインフラです。
インフラ整備が経済を加速化する大きな要因であることは周知のことですが、政治の都合などに左右されると、作られるべきものが作られなくなってしまいます。
外環や圏央道は、集中と集積が進んだ首都圏と全国のアクセスを支えるハブであり、その重要性は今回の災害で証明されましたが、これがなおざりにされたお陰で日本は歪んで発展してきてしまいました。
どこにも大同小異の問題はあるでしょうが、文明工学や社会工学として捉え、要求や説得への不断の努力をしなければ事は進捗しません。私たちが考える基盤整備の推進には、最高責任者に現場を見せて、歩かせて、認識させることが重要だと思います。お互いがんばりましょう。