都市基盤整備事業推進大会
平成26年度 都市基盤整備事業推進大会
主催者代表挨拶(要旨)
平成26年11月21日(金)14:00~
砂防会館
横浜市長 林 文子
ご来場の皆様、そして来賓の皆様、本日は大変お忙しい中、「平成26年度 都市基盤整備事業推進大会」へご参加いただきまして、誠にありがとうございます。私ども自治体は日々、最前線で、住民生活と地域経済を支える街路の整備、区画整理や再開発事業の推進に、全力で取り組んでおります。とみに取り組む全国の自治体の皆様とこうしてご一緒にこの大会を開催できますこと、心より感謝申し上げたいと思います。
国会では本日、地方創生関連法案が可決されました。人口減少を克服し、地方が成長する活力を取り戻すためこの新たな道筋がつけられました。地域経済に活力を生み出し、人の流れと好循環を創り出すうえで、街路をはじめとする都市基盤は欠かせないものでありまして、日本全体の活力創出につながります。また、住民の皆様の命を守るためにも、都市基盤の更なる整備と適切な更新を推進し、災害に強く強靭な国土を実現していく必要があります。
社会の活力を維持・増進していくために、「コンパクト」+「ネットワーク」という考え方で地域構造を再構築し、国全体の「生産性」を高めていくことが、非常に重要です。これは国土交通省が発表された「国土のグランドデザイン 2050」の根幹を成す概念でもあります。本日の意見発表では、まちづくりの創生に、精力的に取り組んでおられます近江八幡市(おうみはちまんし)・冨士谷(ふじたに)市長、敦賀市(つるがし)・河瀬(かわせ)市長から、地域の特性を活かしたまちづくりについて、お話しをいただきます。
オリンピック・パラリンピック東京大会を6年後に控え、日本の国土の機能を高め、その開催効果を全国へ波及させていくためにも、お集まりの皆様と一層連携し、しっかりと基盤整備を進めてまいりたいと思っております。どうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。