都市基盤整備事業推進大会

令和元年度 都市基盤整備事業推進大会

主催者代表挨拶(要旨)

全国街路事業促進協議会会長
横浜市長 林 文子

皆様こんにちは。横浜市長の林文子でございます。

大変お忙しい中、「都市基盤整備事業推進大会」にご参加いただき、誠にありがとうございます。本日は、赤羽国土交通大臣、門国土交通大臣政務官、土井衆議院国土交通委員長、田名部参議院国土交通委員長をはじめ、国会議員の先生方、国土交通省幹部の皆様に、ご臨席をいただいております。日頃より、各協議会の活動にお力添えを賜り、改めて厚く御礼申し上げます。

また本日も、魅力と活力あふれる市街地の形成を目指し、ともに整備を進めてまいりました、大変多くの自治体・事業者の皆様が、一堂にお集まりいただいております。

おかげさまで、今年度の国の予算では、昨年11月に、この大会で要望いたしました、「連続立体交差事業」や「無電柱化」などへの支援が新たに制度化されました。これは、私どもにとって大きな前進です。ご臨席の先生方をはじめ、関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

今年も集中豪雨や台風が猛威を振るい、中でも8月の前線に伴う大雨や台風第15号、19号は、日本列島に甚大な被害をもたらしました。河川が相次いで氾濫し、強風により電柱が倒壊するなど、自然災害は 頻発・激甚化しており、都市基盤における多様な 課題が、改めて明らかになっています。私たちは、被害を最小限にとどめ、一刻も早い復旧に向けて、弛まぬ努力を続けていかなければなりません。

来年度が最終年度となる「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」は、私たちにとって、必要不可欠な政策であり、ぜひとも継続していく必要があります。国の皆様には、私たち自治体・事業者の声を受け止めていただき、財源の確保に向けてお力添えを賜りますよう、お願い申し上げます。

本日は、横浜国立大学 大学院 准教授の野原 卓様より、「ストリートイノベーション」と題して、講演をいただきます。近年、拡大している「歩行者を中心とした公共空間のあり方」について、先進的な研究をされている先生から、公共空間を活用した社会課題の解決事例など、大変興味深いお話を頂戴します。

また、賴重沼津市長、石川春日部市長、久元神戸市長より、それぞれの地域の特性を活かしたまちづくりについても、事例を発表いただきます。大会の最後には、須藤館林市長に、大会決議を朗読していただきます。

令和という新しい時代に入り、私たちは、将来を見据えた都市基盤のあり方をしっかりと見極め、必要な事業を着実に進めてまいります。

今後も、より安全で安心して暮らせる、災害に強い都市づくりを実現するため、私たち4団体が一層連携・結束し、粘り強い活動を、力強く進めてまいりましょう。

本日は、どうぞよろしくお願い申し上げます。誠にありがとうございます。

 

林 文子 横浜市長の挨拶

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