全国街路事業コンクール
第15回全国街路事業コンクール 優秀賞
西武池袋線 線増連続立体交差事業
表彰対象名 | 東京都 建設局 |
都市名 | 東京都 |
事業主体 | 東京都 |
事業概要
本事業は、東京都練馬区の中心地を東西に貫く西武池袋線の高架化により、踏切での交通渋滞の解消、鉄道・道路の安全性の向上及び鉄道に分断されていた地域の一体化を図るとともに、魅力ある街づくりを進めるため駅前広場や道路等の整備を行った。練馬駅周辺では、本事業にあわせて、再開発事業による公共施設、商業施設、住宅の新設が進むなど街全体の活性化につながった。
- 延長:約5.4km
- 事業費:1,421億円(うち都市側負担 681億円)
- 除去踏切数:19箇所
表彰理由
長年にわたった事業を、絶え間ない努力により完成に導いたこと。南北市街地の一体的発展の大きな障害が取り除かれ、踏切による慢性的な交通渋滞の解消と地域の活性化に寄与するものであること。また、都内でも有数の幹線道路である目白通りと西武池袋線の交差形態を一晩の内に逆転させる切り替え工事を、多くの関係機関との緊密な連携により施工するなど、密集市街地の厳しい施工条件の中で事業を実施したことが高く評価された。