全国街路事業コンクール
第17回全国街路事業コンクール 特別賞
東武鉄道伊勢崎線(草加・越谷地区)連続立体交差事業
表彰対象名 | 埼玉県 県土整備部 |
都市名 | 草加市・越谷市 |
事業主体 | 埼玉県 |
事業概要
東京都に隣接する草加市及び越谷市は、典型的な首都近郊都市として急速に発展してきた。しかし、急激な都市化により両市を南北に走る鉄道は、踏切での交通渋滞や事故、市民生活の分断、鉄道輸送力の限界等の諸問題を抱えるようになった。これらの問題を抜本的に解消するため、都市計画事業として既設線の高架化を行い、併せて東武鉄道が輸送力増強を図るため高架複々線化する線増連続立体交差事業を行った。
- 延長:約12.5km 幅:18m
- 駅数:8駅(全駅に24時間開放自由通路設置)
- 交差道路:51本(内旧踏切26本、新設等25本)
- 側道:34路線、延長:12.1km、幅員:6m
- 総事業費:約1,940億円
表彰理由
本事業の完成により、踏切除却に伴う大幅な渋滞解消や安全性が向上。更に、複々線化に伴う輸送力の増強や所要時間の短縮など、利用者の利便性や安全性の向上に大きく寄与したことなどが高く評価された。