都市基盤整備事業推進大会

平成22年度 都市基盤整備事業推進大会

主催者代表挨拶(要旨)

平成22年11月1日(月)13:30~
砂防会館

村山寛司 東京都副知事

只今、ご紹介いただきました東京都副知事の村山でございます。

今、司会の方からも申し上げましたとおり東京都知事の石原慎太郎が直に皆様にご挨拶申し上げる予定でございましたが、急遽出席が叶わなくなりましたので、私の方から知事から預かって参りましたメッセージを代読させていただきます。

我が国の経済は低迷が続き、危機的な状況から脱け出す糸口が見えていません。

このような厳しい状況下にあって、日本の活路を開き将来の発展につながる都市基盤整備は、必要不可欠であります。

首都圏の致命的な欠点である交通渋滞が引き起こす非効率は、東京はもとより日本の発展に大きな障壁となっております。

日本の頭脳部・心臓部である首都圏が持てる力を十分に発揮するためには、外環道をはじめとする首都圏三環状道路や幹線道路ネットワークの整備、開かずの踏切を解消する連続立体交差の早期整備が必要不可欠であり、その効果は首都圏だけでなく、日本全国に波及するものであります。

政府では、来年度の予算編成において、一括交付金化や特別枠を導入するとしていますが、都市基盤整備に必要な予算の確保については、全く不透明な状況であります。

全国には整備が必要な道路が、数多く残されています。

我々一人ひとりが、道路行政について強い主張をもって政府を動かし、私たちの国土を機能的に整備することが必要であります。

皆さんと力を合わせ、道路行政を健全に、迅速に推進し、この国の発展と成熟を図ってまいりたいと存じますので、会員の皆様方のご協力をお願い申し上げます。

村山寛司 東京都副知事挨拶

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