都市基盤整備事業推進大会
令和５年度 都市基盤整備事業推進大会
主催者代表挨拶
全国街路事業促進協議会会長代理
広島市副市長 荒神原 政司
御紹介いただきました広島市副市長の荒神原でございます。本来でありますと、全国街路事業促進協議会会長であります広島市長の松井が出席して御挨拶を申し上げるべきところではございますが、海外出張をしておりまして出席がかないません。挨拶を預かっておりますので、代読をさせていただきます。
本日は、全国各地から「都市基盤整備事業推進大会」にご参加いただき、誠にありがとうございます。
また、斉藤国土交通大臣、石橋国土交通大臣政務官、加藤国土交通大臣政務官、青木参議院国土交通委員長をはじめ、国会議員の先生方、国土交通省幹部の皆様にご臨席をいただいております。日頃より各協議会の活動にお力添えを賜り、厚くお礼を申し上げます。
近年、災害の激甚化・頻発化によりまして、全国各地で甚大な被害が発生しており、今後も、気候変動に伴い災害のリスクが更に高まっていくことが懸念されている中で、私たちは、これまで以上に自然災害に屈しない強靱なまちづくりを着実に進めなければならない使命が課せられております。そのために、防災・減災、国土強靱化対策を「５か年加速化対策」期間完了後も継続して取り組めるよう、本大会でも要望してまいりました。
その成果もあって、本年６月に、「改正 国土強靱化基本法」が成立し、国において「５か年加速化対策」の後継となる中期計画を策定することが定められました。国土強靱化対策を継続的に取り組める道筋が示されたものと認識しており、ご臨席の先生方をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
また、現下の少子高齢化・人口減少は、地方都市にとって先送りできない喫緊の課題となっております。こうした社会情勢の急速な変化に対応していくためには、居住人口と都市機能の集積を通じて地域の機能や魅力を高めるなど、都市基盤そのものをより強固にしていかなければなりません。そして、その目標に向かって、私たちは、たゆまぬ努力を続けていかなければなりません。
本日、この後ご講演いただきます筑波大学の谷口守先生は、３０年以上前の人口がまだ右肩上がりの時代から、コンパクトシティの研究に取り組まれ、立地適正化の制度化にも貢献されてまいりました。その道のエキスパートでございます。今後、私たちが進めようとする持続可能な都市基盤整備に参考となるお話を聞かせていただけるものと大いに期待をしております。
結びになりますが、本日の大会を契機に、我々４団体がより一層連携・結束し、将来にわたり「真の豊かさ」を実感できる社会を築いていく、そのために使命感をもって、全国の都市基盤整備をしっかりと進めてまいる所存でございます。
国会議員の皆様、国土交通省の皆様には、我々の決意をしっかり受け止めていただき、必要な予算や持続的な財源の確保に向けまして、引き続き力強いご支援を賜りますよう、お願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。
荒神原政司 広島市副市長の挨拶
